正会員の平地です。 2026年2月11日から13日にかけての三日間、大阪府大阪市においてJANOG57が開催されました。 当団体からは平地・吉川・Kouの三名が参加し、2月11日に野良BoFとして「個人やサークルでのAS運用を議論するBoF」を開催しました。
JANOGでのBoFの開催は、JANOG56に続き7回目となります。 前回は個人や小規模なサークルがASを運用する際の経験や課題、ノウハウの共有を中心に議論を行いました。 今回は特に技術的なトピックを中心とした議論を行い、商用ASとは異なる個人運用ならではのBGP設計の悩みや、運用自動化の取り組みなど、より実践的でコアな技術議論を行いました。 オンラインと対面あわせて、約40名の方にご来場いただきました。
本BoFでは以下のプログラムで進行しました。
- 一般社団法人生活情報基盤研究機構 森祐佳様 「AS63806 Menhera® Updates」(20分)
- JPNICのIPアドレス管理指定事業者(LIR)の取得についてや、Tor運用、バックボーン、プロトコル開発についてご紹介いただきました。
- 電子掲示板を実現するBBoDプロトコルなどについて質問や議論が行われました。
- 一般社団法人 Home NOC Operators’ Group 平地浩一 「AS59105を支える運用・自動化技術」(20分)
- HomeNOCの開通作業の裏側として、ダッシュボードやConfig Generator、Ether over IPトンネル設定の自動化について紹介しました。
- また、P2Pアドレス不足への対策としてRFC5549/8950 Extended Nexthopの活用について紹介しました。
- 質疑では、NixOSを用いたGitHub CI/CDによるネットワーク設定の自動化や、FreeBSDを採用した理由について議論が行われました。
- Japan Community IX 関口亜聖様・中島博敬様 「JCIX Updates」(20分)
- JCIXの一般社団法人化や接続AS数の増加、アドレスリナンバーの予定についてご紹介いただきました。
- また、RFC 8950を用いたIPv6 Only IX接続の実験結果や、バックボーンDWDMの自作プロジェクトについて議論が行われました。
- BBIX株式会社 福島美緒様 「“学生の最高の遊び場”構想アップデート」(5分)
- 学生が自由にBGP運用に挑戦できる「学生の最高の遊び場」構想の進捗についてご紹介いただきました。
- 2026年春の始動に向け、関係各社と協議が進められているとのことでした。
以上、4団体5名の方にご登壇いただきました。お忙しい中ご登壇いただき、誠にありがとうございました。 発表資料は以下のリンクで公開しております。
https://speakerdeck.com/as59105/janog57-bofmatome
BoFの様子