正会員の伍藤です。 当団体では、ネットワーク技術に興味のある個人や非営利の団体に対し、実験用のインターネット接続を提供しています。 今回、この取り組みにご賛同いただき、ドイツの光トランシーバーメーカー FLEXOPTIX 様より光トランシーバーとFLEXBOXのご寄付をいただきました。心より御礼申し上げます。
FLEXOPTIXでは、1Gから800Gまで様々なユニバーサル・トランシーバーを取り扱っています。 SFP再設定装置であるFLEXBOXを用いることで、各ベンダー向けにモジュールを再設定できます。 実際にJANOG56のブースにおいて再設定を体験させていただけました。 専用のアプリでモジュールの設定を選択してFLEXBOXに挿入するだけで、モジュールの設定が変更されます。 当団体のルータにはJuniperを採用しているため、Juniper向けの設定を選択して、全モジュールをその場で再設定しました。
 
当団体メンバーとFLEXOPTIXのJuliaさん、Tashiさん
 
ご提供頂いた光トランシーバー
以下は、実際にご寄付いただいたFLEXBOXを使い、トランシーバーをJuniper向けに再設定した際の画面です。 アプリ上でベンダーとして “Juniper” を選び、希望する互換性(Article Number / Compatibility)を選択します。
 
 FLEXBOXアプリで互換性を選択
FLEXBOXにトランシーバーを挿入した状態で「START RECONFIGURATION」ボタンを押すと、瞬時に書き換えが完了します。
 
 再設定が完了
FLEXOPTIXの皆さま、誠にありがとうございました。 当団体は、若手によるグローバルAS運用とインターネットの健全な発展に資する活動を、今後も継続してまいります。
